FF7の作中で流れる音楽が大好きなのでランキング形式でお話していきたいと思います。
・植松伸夫さんのファン
とはいっても、FF7単体で好きなわけではなくて、作曲されていた植松伸夫さんのファンです。しかしこのHPはFF7について語る場なので今回は7の楽曲に絞って語っていきたいと思います。(他のナンバーの曲も大好きなんだけど…)
植松さんはFF1~9の全ての楽曲を作曲し、10~15についても一部担当されています。海外でも人気な方で、今でも定期的にコンサートを開いているので気になる方はチェックしてみてください。2018年はちょうどFF7のブラスバンド編曲コンサートをしています。
・好きな曲ランキング
私個人の意見ですがおすすめの曲ベスト5を発表しておこう…(自己満足?)個人的な意見ですので、自分の意見と違っても叩かないでね(;'∀')もしFFの曲を聴いてみたいと思っている方がいたら参考にしてください。
5位 片翼の天使
言わずと知れた大人気曲、コンサートでは高確率で演奏され、そのたびに拍手大喝采になる曲です。ラスボス、セフィロスと闘う時のラスボス戦の曲なので、ゲーム中は1回しか流れない…なのにプレイヤーの脳裏に焼き付いた印象的な曲。この曲のおかげでセフィロスの悪役としての存在感が増したように思います。聴いているとラスボス戦の緊張感、絶望感と共に、セフィロスの凶悪さと神々しさ、彼の余裕が伝わってきます。「セフィロス!」の掛け声も印象的、何を言っているのか聴き取れない部分も無理やり鼻歌で歌っている人も多いのでは?
ちなみに植松氏はこの曲を作ったとき超絶ハイテンションだったらしい。また、「ラスボス戦中のRAM容量(この場合はPS本体のメインメモリ)がサンプリングボイス(取り込み音声)で15秒分なら残ってますよ」と言われたけれど、それを逆手にとって15秒分の音声フレーズを繰り返し使用する曲構成にしたそうです。そ、それでこれができるの?ウソぉ…て、天才…。
4位 エアリスのテーマ
エアリスのテーマはFF7のテーマ曲といってもいいくらい物語の重要なシーンで流れます。いいところでかかる曲だし、何回もかかってくるので、記憶に残ってしまうのも無理ないです。特にエアリスが死んだ直後のジェノバとの戦闘でかかり続けているときは、もう何とも言えない気持ちになります。
全てを包み込むような優しい印象を与えてくれる曲で、悲しいメロディでもないのですが、不思議と儚さを感じる曲です。植松氏はエアリスが死ぬこと知らずに作曲したみたいで、後から死ぬことを知らされ驚いたそうな…。
3位 Opening~爆破ミッション~
映画の挿入歌のような編曲、ゲーム史に刻まれた最高の一曲だと思います。FF7のオープニングは映画を見ているような3Dムービーとその映像に合わせるようにこの楽曲名が流れ、エンターテイメント性のある始まり方をします。今までのスーファミRPGからの革新的な進化といえるでしょう。(FFのOPはこういうドラマティックな演出にしていこうという流れはたぶんFF6あたりを見てもと感じることができるので、シリーズを通して一貫しているような気もする)
ムービーからそのままの流れで、この楽曲が流れ続けている中、クラウドをプレイヤーが操作することができる…っていうのもいい演出だと思いました。
また、無印FF7だけでなく、派生作品のオープニングにも必ずといって使われます。CC、ACもこの曲からはじまります。それくらいFF7にとって「はじまりの曲」大事な曲なのでしょう。今でもこの曲を聴くと、これから爆破ミッションに向かうクラウドとバレットの緊張感、戦闘シーンが頭に浮かぶなぁ~。
2位 J-E-N-O-V-A
通常ボス戦の「更に闘うモノたち」の超速弾きエレキもカッコよくて好きなのですが、意外性で驚かされたのがジェノバ戦で流れるこの曲、この曲が戦闘曲の中では一番すきです。今までは戦闘曲と言えば、攻撃的なサウンドの印象があったのですが固定概念が取っ払われました。近年はオシャレな戦闘曲が多いですが、その先駆けみたいに感じますね。キレイなメロディで始まるイントロ、その中に不気味さを感じさせるのがすごいと思います。
1位 FF7メインテーマ
この曲は何度も聴くうちに違う曲に聴こえてくるような魅力がある…そう思ったので1位にしておきます。噛めば噛むほど味が出てくるスルメみたいな魅力のある曲です。初めて聴いた時は、不気味さを感じてあまり好きではありませんでした。あのミッドガルから出て初めてフィールドに立った時流れる曲なのですが、外の世界の不気味さ、FF7の世界の不安定さを感じフィールドに踏み出すのが怖い…みたいな感情が出てきます。でも何度も聴いているうちに優しさ、切なさ、広大さ、偉大さ、ワクワクする気持ちなど色々な受け取り方ができるようになってくる。何度聴いても飽きない曲です。
・ランキングにしたけど…
ランキングにしたら、やっぱりか~みたいな有名どころの曲が揃ってしまいました。他にも好きな曲いっぱいあるので本当はランキングつけたくない!って気持ちもあります。「ティファのテーマ」とか「星降る峡谷(コスモキャニオン)」とか好きな曲まだまだあるよぉ。
・FF7は戦闘曲がすごい
FF7はとにかく戦闘曲がバランスが取れていて絶妙だと思います。一曲一曲がバラバラではなく、繋がっているように感じさせ、物語に沿って作られているように感じれます。
通常戦闘曲「闘う者達」は大きな盛り上がりはあまりない曲で、本当に「通常」っぽい雰囲気がします。それが、ボス戦で流れる「更に闘う者達」を引き立てました。初めてのボス戦でこれがかかったときの興奮を作り出しているのは「闘う者達」な気がします。そこから、ジェノバ戦でかかる「J-E-N-O-V-A」は全く曲調が違い、変化球で攻めてきます。ジェノバの異世界から来たみたいなコワさ…だからこの曲も印象に残る。そして、ラスボス戦の「神の誕生」からの「片翼の天使」…さすがラスボス戦!となりオチまでバッチリ。この流れに完全に心を掴まれてしまいます。あ、あと陰に隠れがちな「常に闘う者達」も神羅関連のイベントで流れてきていい味出してると思います。
・FFの曲が好き
ちなみにですが…どのFFの曲も好きです。FF4の「愛のテーマ」、FF5なら「ビッグブリッヂの死闘」が有名だったり印象的な曲がそれぞれありますよね。FF10「ザナルカンドにて」も!FF9の王道ファンタジーを思わせる世界観も好きです。初代FFですでに「プレリュード」あるってすごいよね!…という風に話してたらきりがない…。
でもゲーム全体をプレイしててそのシーンと曲とのマッチ度とか、楽曲たちの個性と、ゲーム全体で音楽の使われ方が総合的にいいなと感じたのは、FF6、FF7、FF8かなぁと思ってます。FF6は特にフィールド曲が素晴らしいと思ってます。「ティナのテーマ」「獣ヶ原」「死界」「仲間を求めて」…最高!
あ、FF7の話しなきゃ(`・ω・´)キリッ
コメントをお書きください
素晴らしいお話ありがとうございます。 (水曜日, 24 4月 2019 22:42)
改めて何度も読み返すたびに、植松伸夫さんへの深いリスペクトを感じる本当に素晴らしいお話です。
植松伸夫さんは、本当に天才以外の何者でもないと断言できるくらい何度もゲームで泣かせていただきました。
感情を揺り動かす音楽をこれだけ作れるというのは本当に私は感謝しかないです。
ブログは非常に充実していて素晴らしい内容ばかりです。
改めてありがとうございます。