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魔晄炉は原子炉がモデルなのか

FF7に登場する発電所「魔晄炉」は原子炉をモデルにしているのではないかと言う都市伝説があります。311の原発事故が起こる前だからこそ問題にならなかったものの、もしそれ以降であれば発売できていなかったタイトルかもしれません。プレイヤーの多くの方が原子力発電所を連想してしまう理由、そう感じるポイントをまとめます。

 

こういった内容が苦手な方は閲覧をお控えください。

 

 

 

 

1.一番魔晄炉、二番魔晄炉と番号で呼ぶ

ミッドガルには複数の魔晄炉があり、それをそれぞれ番号で呼びます。同じく原子炉も、一号機、二号機、と番号で呼びます。

2.一度稼働すると止められない

魔晄炉は一度稼働し出すと、止められなくなります。それは、魔晄エネルギーが地上へ吹き出す穴を人間が無理やりこじ開けているから。一度あけた穴に無理に蓋をすると大爆発が起こってしまいます。(ケットシーの発言より)

 

原子炉の場合は、運転を無理に止めるとメルトダウンが起こり、同様に爆発が起こる危険があります。

3.地震を予期するメルトダウン魔晄炉

ゴンガガという町にある魔晄炉は事故がありボロボロになっています。

そこに行くとメニュー画面に「メルトダウン魔晄炉」と表示されます。

そして、魔晄炉の中心部には召喚獣「タイタン」のマテリアが落ちています。「タイタン」は「地震」という技を使う召喚獣です。最近プレイしなおしてぞっとしました。

 

もちろん、FF7は1997年に発売されたソフトなので、東日本大震災や福島原発事故とは関係ありません。ですが、FF7はこういった人間が科学の力に頼り暴走した結果どうなるのかというのを描いている作品なので、偶然にも1997年からの未来に繋がっていた可能性があります。

4.魔晄炉のある所には他に何もない

FF7クライシスコアでのサックスの発言に「魔晄炉のある町は他に何もない」とあります。魔晄炉が建てられる土地の条件は、豊富な魔晄が地中に埋まっている事です。

 

・ゴンガガは本当に田舎で他に何もない場所です。そういった土地に住む人たちは魔晄炉建設を許可することで、神羅から町へお金が払われて生活が潤うという流れです。

・コレルでは魔晄炉の建設を拒否した住民(バレットの親友)もいて、建設賛成派(バレット)ともめます。結果的には神羅はそこに元々あった町を焼き払い、住民を皆殺しにしまいました。

・ミッドガルは、未来都市計画で出来た新しい都市です。魔晄炉が複数建設されており、地上はスラム街ですが、上層階へいくと富裕層が暮らしているという設定です。そして、神羅本社があります。元々豊かな土地だったミッドガルは魔晄炉の影響で土地は枯れ果て、都市部だけでなくその外の広範囲にあたるまで草木が生えていません。ワールドマップに出たらその酷さがわかりますが、とても不気味です。

 

原子力発電所も基本的に都市部から離れた地方に建設されます。それは事故が起きたときのリスクを考えてでしょうか。地方にリスクを負わせる代わりにお金で解決しているというFF7の設定がなにか生々しく感じます。いつかミッドガルのように発電所と隣接した都市ができるとしたら…。

5.魔晄が及ぼす「星痕(せいこん)」という病気

無印FF7の派生作品として発表されたFF7アドベントチルドレンでは「星痕症候群」という病が登場します。身体のいたるところから黒い模様が浮き出て、末期には体中から黒い膿が出て死に至る不治の病。子供に発症者が多く、魔晄炉が集中していたミッドガルの住民にも発症者が多いです。クラウドも発症しています。

 

この病気、原子炉が爆発したら漏れ出る放射線の影響、子供の方が甲状腺がんにかかりやすいなど、放射能を連想させます。

 

なぜ、星痕を発症するかという答えは、セフィロスがクラウドに倒された後ライフストリームの中で悪さをしていたから、ということで結論付けていますので、結果としては放射能とは全く異なります。

 

ちなみに星痕は「生痕」を造語でもじっているのだと思います。生き物の足跡やはった跡など、生活現象として堆積物に残されている化石のことを生痕化石と呼ぶそうです。

「星」の漢字が使われているので星が生きている証とういう意味が含まれているのでしょうか。人間の病気と言うよりも星の病気と私は受け取りました。人間も含めて生命は星の一部ということなのかなと。


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コメント: 1
  • #1

    (金曜日, 17 4月 2020 15:58)

    聖痕じゃなくて?