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FFはなぜオワコンと言われるようになったか

ファイナルファンタジー(FF)といえばドラゴンクエスト(ドラクエ)と並び日本のRPGの代表と言われる作品である。しかし最近発売されている最新のナンバーはかつてのFFとは全く別のゲームといっても過言ではないくらい変わってしまった。

 

世界的に人気があるモノの国内では「つまらない」「つまらなくなった」「面白くない」「映像だけ」という感想が増えたのも確かだ。

 

なにが変わってしまったのか、今のFFには何が足りないのか、何がおざなりにされていしまった結果なのか、私なりに考察したいと思う。

 

※FFはFF4~FF6あたりでドラゴンクエストと肩を並べ、FF7で一気に世界規模の人気を得た作品である。全盛期のこのあたりのナンバーと最近のナンバーとを比較して考察していく。

※ちなみに私はオンライン(FF11、FF14)以外はほぼ制覇している。

・今のFF に足りないモノ

全盛期のFFをやってきたファンが今のFF に物足りなさや「面白くない」と感じてしまう要素は、大きくはこの三つだと感じる。

1.キャラクター育成の自由度

2.コレクター精神をくすぐる戦闘システム

3.世界旅行をしている感(フィールド操作の自由度

1・育成、戦術の自由度

マイクラとか他のゲームもそうなのだが、人間は何かを組み立てたり育成していくことに楽しみを感じる。自分だけの「選択」が出来る状況、答えは一つではない状況においてその快感は得られる。

 

これに関してはFF6が最も優れていると感じた。なぜなら、ティナをレベル99に育てようと、別のプレイヤーのティナとは違うステータスのティナが出来上がるからだ。

 

・レベルを上げたら能力差が発生

特にFF6はつけている召喚獣によって「ちから」「魔力」などの能力値の差もでてくる。一度レベルを上げてしまうと取り返しがつかない。魔導士なのに魔力低いままレベル99になったらショック。考えてレベル上げをしなければならない。

 

・育ったということが目に見えて分かる

また、育成することで使いずらかったキャラが自分の努力によって成長し使いやすくなったとき愛情がわく。ガウとかがこれだ。ストレイキャットを習得すれば超強くなる。「強くしてあげた!」と達成感が得られることが非常に大事。

 

FF7あたりからこの個性と育成の自由度が薄れた。FF7に関するキャラの個性は装備できる武器とリミット技のみだ。ただリミット技や武器もぼーっとプレイしているだけでは手に入らないので、その点は良い。FF15やFF13はクエスト攻略して素材集めればいいという単純作業になってしまっている。

 

・パーティー入れ替えの自由度

→例えば、最新のFF15のキャラクターはたった4人である。4人の育成が終わったらそれで終わり。

かつて10人以上キャラが登場して入れ替えして楽しめていた自由度がない。ノクトは武器をそろえる楽しさはあるが、それ以外のメンバーは特に楽しみはない。(釣りや料理は楽しいが、戦闘と関係ない)

 

・キャラそれぞれの個性を楽しむ

→例えば、FF6なら持っている特殊能力がキャラによって違う。「ぬすむ」はロックしかできないように。戦う敵によってキャラの入れ替えが必ず発生するし、ダンジョン攻略するためにプレイヤーはどのキャラをどう活用するか考えなければならない。これがFF7以降はコレが徐々に薄れていった。どのキャラを使っても出来ることが一緒になってしまったのだ。

 

ちなみに、FF5のジョブシステムもかなり優れていると思う。キャラ全員全てのジョブを集めたら個性がなくなってしまうという欠点はあるが、次章で説明する「コレクター精神」を非常に刺激する素晴らしいシステムである。

 

 

まとめると、

「レベルだけ上げていけば強くなる」では足りない。「「考え」「選択」させることで強くなる」をプレイヤーにさせてこそ育成は楽しくなる。それが最近のFFは薄れている。

DQの「ちからの種」とか拾うと嬉しい、誰に使うか楽しみみたいな気持ちを忘れてはいけないということだ。ごちゃごちゃ説明したが、結構単純な事なのかなと思う。

 

ちなみに、主はFF10、FF13、FF15に登場したスフィア盤っぽいのはあまり好きではない。選択できているように見えて、実はスゴロクに近くあんまり選択できていなし誘導されている。結局は一本道に近いからだ。

2・コレクター精神をくすぐる戦闘システム

とにかくこれがめちゃくちゃ大事。ソシャゲでもガチャが萬栄しているように、人は何かを「収集」したり揃えたりすることが大好きである。

 

・集めるのが楽しくなるには

1.見た目がかわいい(orかっこいい)

2.コレクションの一覧が見やすい

3.揃えていくとキャラの強さに直結する

この3つが揃っていことが良いコレクションの条件だと感じる。

 FF5のジョブシステムがこれを極めているシステムだと思う。だから今もなお「FFといえばジョブシステム」と多くの人を惹きつけるのだ。

 

他には青魔法も上の条件に合致する。揃えていく楽しさと、それにより強くなっていく嬉しさが両立している。そう言えば最近のFFには青魔法がない。なぜ廃止したのか。アビリティシステムも…。

 

FF6だと召喚獣や、ガウ(モンスター)、ストラゴス(青魔法)、特殊なアクセサリーなど複数のFFが生み出してきた独自のコレクションがある。「FFは6が完成系」という人が多い理由の一つがこれである。

 

この点はFF7のマテリアシステムもかなり優れていると思う。マテリアを集めるのは楽しい。マテリア自体にもレベルがあり、覚える魔法が増えていく、そしてキャラクターの数だけ量産できるので、自分の好みのマテリア装備をさせてあげることができる。FF7はキャラの個性はそこまでだが、マテリアの付け替えなどで戦略を考えるので、その点で前章の「1・育成、戦術の自由度」カバーしていた。

 

・安易に図鑑にすればいいってものではない

例えば「モンスター図鑑」や「トロフィー」なんてものが最近のゲームにはあるが、集めるのは楽しい。しかしそれだけでは物足りない部分もある。上で言う「3.揃えていくとキャラの強さに直結する」ではないからだ。集めるだけで終わりみたいなコレクションはちょっと手抜きのように感じる。

 

・FF15に足りないもの

FF15も釣りや料理を集めるのは楽しかった。キャンプ生活を評価しているプレイヤーは多い。けれどそれはキャラクターの強さとは関係ない。また、グラディウスの歩いていれば強くなっていくというのは努力するような内容でもないし、ひねりがない。本当にもったいない。

 

 

ちなみに、ドラクエでいうと「小さなメダル」なんかもこれに入る。集めたらいい武器やアイテムが手に入る。強さに直結するのだ。だから集めるときのワクワクが何倍にもなる。ドラクエはシステム自体はシンプルだがプレイヤーの心理をついていることが多い。

 

3.世界旅行をしている感(フィールド操作の自由度)

私は、FFをするとき半分旅行気分である。

 

1.現実ではない世界を

2.爽快に駆け巡り

3.色んな町やダンジョンを発見し散策する

 

この3つの楽しさを求めている。

地球ではないどこか別の世界を自由自在に行き来できるというのは非常にワクワクする。

これができなくなったのはFF10からである。

 

FF10から飛空艇で空を飛んでフィールドを駆け回るというのがなくなった。グラフィック的にムリだったのかもしれないが、私はFF9のクオリティで十分だと感じる。FF15で復活したように思えたが、街がほとんどないし、着陸時失敗すると死ぬというめんどくささからほぼ使うことはなかった。でも隠しダンジョンを探して行けるのはよかったので「その調子だ!この路線で次回作お願い!」と思った。

 

 

1.現実ではない世界を

知らない世界を駆け巡るというのはまさしく旅行だ。色んな寄り道をして色んな買い物をして、色んな発見をして…。一本道だと行くとこ決められすぎてて楽しさ半減である。次はこっちの町に行くべきか?それともあっち?という迷いが全くない。

 

2.爽快に駆け巡り

これがかなり重要である。近年リアリティ求めすぎてこれがおろそかにされている。しょせんゲームなのだから変なリアリティはいらない。利便性を重視してほしい。

例えば、隣町まで行くのに走って10分はかかるとか、走ると途中でばてるとか、飛空艇で降りるのは道路の上に平行に着陸しなきゃ失敗するとか、めんどくさくなるのはやめてほしい。

 

飛行機だと数十秒で世界一周できる仕様でいいのだ。遠目から世界を眺めて瞬時に好きなところに着陸できる爽快感に浸りたいのだから。

 

かといってFF13のワープみたいな機能も場所が決まっててそこまで行くのがめんどくさいので意味あるの?と思う。それならルーラをください。いやFFはドラクエと被らないようにわざとルーラという魔法を作らなかったんだと思う。自力で町に行け、それがFFのかつてのコンセプトだったんだと思う。

 

FF15のドライブはいつも同じ景色で飽きる。あれなら普通にリアルでドライブの方が楽しい。そしてドライブがめんどくさくてショートカット機能を使おうとするとロードに時間かかりすぎて普通に走ってた方が早く着いてたりする。本末転倒。

 

3.色んな町やダンジョンを発見し散策する

最近はとにかく町がない…町をつくるのが大変すぎるんだろうなと想像する。FF15なんか新宿や実在する町をトレースして作ってるようにみえる、あれは一から町を作り上げるのが大変すぎるからの苦肉の策と思っている。

・その他には…

今回は大きく3つ説明したが、他にも理由はある。

 

4.グラフィックに力入れすぎ

もうさんざん他で言われてきているので上では紹介しなかったが、俗に言う「ムービーゲー」というやつも理由に入る。

 

グラフィックを優先しすぎて、変な制限が発生している。時間やコストがグラフィックにかかってるので、他をおざなりにするなんてことが発生するのだ。

 

具体的には、召喚獣のムービーが豪華なのはイイがそのせいで、出てくる召喚獣の数が激減。(ムービー作るの大変だからだろう)また、召喚獣の個性が活かせていない。例えば昔ならカーバンクルでリフレクをかけて、フェニックスでアレイズかけて…みたいな戦略ができたが、今はイフリートやラムウが豪華なムービーで勝手に攻撃して敵がやられるのをポカーンとみてるだけ。キレイだけど面白さは半減するしすぐ飽きる。

 

街の数も、魔法の数も、キャラの数まで同じ理由で激減。あと前章で説明した、ドライブ中のショートカットのロードに時間がかかるとか、そういうのもある。

 

 

FF7くらいのムービー量ならそんなにストレスは感じないのだが、FF8以降エスカレートしすぎている。そのせいでFF10あたりで一本道化した。FF10はストーリーがよいから好きだし、ムービーもあのオリエンタルな世界観をよく表現していて好きだが、そのしわ寄せが一本道と戦闘システムにきている気がする。

 

 

5.ヌルゲー化

大人になって初めてFF4(オリジナル版)をプレイしたが鬼畜で笑った。戦闘が難しいのである。デモンズウォールで何回か死んで大笑いした。FF4はまだアビリティとかもないし(リメイク版ではあるらしいからさらに楽しそう!)比較的戦闘システムはシンプルだったが、どうやって倒そうかなーと考えながらとても楽しく進められた。

 

また、セーブポイントが少ないのにも驚いた。全滅したらまた最初から…と思うとハラハラが止まらない。セーブポイントがオアシスに見えた。でもそれがワクワクにも繋がる。

 

ちなみにFF1も大人になってからしたが、これもさらに鬼畜でよくこんな難しいの子供たちやってたな~と思った。逆に、難しいほうがやりがいがあるし思い出(トラウマにもなりえる(笑))に残るんだろうな~と思う。

 

 

昔のゲームをやったあと、今のFFをすると勝手にオートセーブ入ったりしすぎて萎える。そんなに頻繁にしなくてもいいって頻度だ。親切すぎる、過保護すぎる。自分でセーブするからほっといてくれ…と思う。逆に助かる!という人もいると思う。私も助かる!と思ったゲームはあった。で

でも、オートセーブ入ると余計一本道感が脳内で増幅される。映画で言う一時停止みたいな、次ここから見てくださいね、みたいなこと言われてるみたいな感覚だ。

 

6.ストーリー崩壊

ストーリーはハッキリ言って二の次派である。だが、それなりに楽しめた方がいいに決まっている。FF8のように裏があるような話もいいし、ファミコン時代のシンプルなストーリーもわかりやすくて良い。

 

FF13は唐突過ぎる展開や意味不明な用語で全く感情移入できなかった。そのせいでFF13-2は購入していない。FF15もいきなりヒロイン死んだり、いきなり怒鳴られたり、いきなり10年後だったり、やっぱつれぇわ…。

本当に基本的な物語の流れが出来ていない。


おわりに

こんな感じで私はFFが大好きなので、是非FFらしいいいところを次回作に盛り込んでほしいなと願って、この記事を書いてみた。そして、私と同じ感想を持っている方がどれくらいいるのかわからないけれど、共感いただけたら嬉しい。

 

ちなみに私の感想は思い出補正ではない。成人した後に初見プレイしたからだ。プレイした順番もばらばらである。そしてFF5のビックブリッジの死闘聴いた時にはビビッときて興奮した。後で調べたら一番人気の曲だった。名曲はいつ聴いても名曲だし、面白い作品はいつやっても面白く感じると思う。

 

FFらしいって何だろう…。FFでしか体験できなかったものをFFらしいというんだろうけど、もうみんな忘れかけてるよね。いつか自分はFFをプレイしなくなってしまうのかな…それは寂しいなと思う。

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コメント: 10
  • #1

    奈々氏 (日曜日, 13 10月 2019 12:08)

    正論ばかりでつれえわ

  • #2

    名無しさん (水曜日, 18 12月 2019 20:20)

    オンラインから無理
    もうこれでいい

  • #3

    名前はあります (土曜日, 21 12月 2019 19:30)

    15がネットで批判されているほど酷いとは思いませんが、5〜10の時のような輝きがないのは間違い無いですね。13に関してはまあ、バトルは結構好きでした。13-2は自分もやっていないです。
    15の問題はストーリーというよりもシナリオと演出ですね。
    同じというか違いますが結構違います。
    ストーリーというのは「事故で全く知らない世界に飛ばされて、悲しい運命を持つヒロインと出会い、その世界を救う旅に出る。そして自分は消えてしまうけど世界は平和になる。」
    というようなものをいうんですね。でも同じストーリーでもそれで感動する作品になるかどうかは細かな人間関係だったり、その演出だったりで決まってくるわけです。
    なんというか、XII以降薄っぺらいですよね。見た目の演出だけどんどん派手になっていますが。
    FFが復活するにはまず視覚以外の演出も力を入れることが大事かと思います。その場その場の派手さとかではなく、それまでの出来事があって、そのシーンが映えるというような。
    個人的にはFFシリーズは自分の青春時代の思い出の一つなので頑張って欲しいです。

  • #4

    わかる (日曜日, 05 4月 2020)

    ♯4さんに同意です。
    5〜10までは特にゲーマーではない同級生も多くプレイしていました。(10が出た当時は高校生でした)
    当時の年代とか、景気(笑)もあるんでしょうか。
    青春そのものでしたね。今はゲーム自体しなくなってしまいました。

  • #5

    間違い (日曜日, 05 4月 2020 20:23)

    ♯3さんでした。

  • #6

    名無し (水曜日, 08 4月 2020)

    なーんか懐古厨くせーな。ムービーゲーってのはなんとなく分かるが、育成要素とかは普通に各作品充実してると思うけどなぁ。ff10とか特にスフィア盤でいくらでも育成パターン変えられるし。


    まぁ自分もゆうて思い出補正に基づいてこれ書いてるから人のこと言えないけど、、

  • #7

    ある手間うえぽん (水曜日, 22 4月 2020 09:55)

    ターン制の戦闘も良かったな~
    ラスボス戦とかで「頼む! 次で終わってくれ~!!」
    って攻撃して、まだ敵が居たときの絶望感ハンパなかったww
    結構必死で戦っていた気がする

  • #8

    まさに昔は良かったゲームの代表 (日曜日, 31 5月 2020 07:13)

    10くらいまでは新作が楽しみで気になってしょうがなかったけど、今は全く興味もなくなった
    自分が歳とったんだなってことにしておこう

  • #9

    (日曜日, 31 1月 2021 12:17)

    FF13 は最初から専門用語だらけで話の意味わけわからん。〇ボタンポチポチゲームだし。もう少しシンプルでいいんだよ。あんなの小中学生ができるか?

  • #10

    共感しかないです (木曜日, 13 5月 2021 18:43)

    また心から楽しいと思える作品が出たらいいな。