では前回の続きをプレイしていく。
ギ族の洞窟でナナキが一人前の戦士になるための試練を受けなければならないという話だ。
戦士セトの真実
この辺は原作と変わらなかった。
ナナキは自分の父親がギ族と戦う母親を置いて逃げた酷い父親だと思い込んでいた。しかし本当は、洞窟の中で町を守るためにたった一人でギ族と戦い抜いた戦士だったという話だ。父親セトと母親が一番大切で守りたかったのは息子のナナキだったんだとブーゲンハーゲンから聞かされる。
もしこの真実をナナキがまだ幼いころに知ってしまったら、きっとナナキは父親に会おうとして一人でこの危険な洞窟に足を踏み入れてしまうだろうから、一人前の戦士になるまでこの真実は伏せていた、ということらしい。
この話を聞いた、バレットが泣いてた。きっと子供のためを思って親が全力で戦う姿を、自分とマリンに重ねたんだろう。その演出はとても良かった。
昨日プレイして「コスモキャニオンで求めてる話はナナキのエピソード!」って思ってたので、個人的な想いは解消された。
ただ、ちょーっとダンジョンが長かったかな。どのエピソードでもそうだが、作業ゲーになっちゃうな。仕方ないのかな。
エアリス登場
この話の後で、エアリスが固定パーティに入ってきた。
どうやら、ギ族から黒マテリアの話があるらしくセトラの末裔であるエアリスとこの谷の種族であるナナキは話を聞かなければならないらしい。
あーコスモキャニオンでどうしてもエアリスから外せないのはわかる、メインストーリーなのはわかる。このままだとティファの出番が少なくなり影が薄くなるから、昨日プレイしたところはティファを中心にして星命学とティファを関連付けることでメインストーリーにティファを盛り込めるようにしたというわけだ。
ティファの改良というか、原作から設定を変えることで出番を平等にし、キャラ的重要度を底上げするため、といった印象を受けた。
ギ族の設定もりもり
ここも原作と違い、ギ族の設定が掘り下げられていた。
・死んでも星に拒まれてライフストーリーム帰れず亡霊化
・亡霊となってさまよう苦しみから逃れたいギ族は「すべてを無にする(星を破壊する)」黒マテリアを作った種族
・この破壊魔法をギ族は「究極の癒し」と表現していた
・黒マテリアを使用し、成仏したかったギ族だがセトラに阻止される。黒マテリアという恐ろしいマテリアの使用をセトラは禁止し封印した。
・「どうか黒マテリアを我一族に返していただきたい」とクラウドたちに頼み込んでくるギ族。クラウドは了承したふりをして、黒マテリアの詳細を探ろうとする。
というような設定、ストーリーになっていた。
後付け設定だがなかなか面白いじゃないか。
そして「セフィロスは黒マテリアが欲しい」のである。ここは原作と同じだな。
話を進めることに
コスモキャニオンのエピソードは終わった。
クエストなどはもう少し暇があるときにじっくりしたいと思ったので、今日はこのままストーリーをある程度進めてみようと思った。
ニブルヘイムへ
ついに来たぞニブルヘイム…。どんなメインストーリーになっているのか、楽しみである。
まずは、村が神羅により作り直されていることが説明される。原作よりはっきりと説明がありわかりやすかった。クラウドの記憶が混乱しているわけではないとハッキリと説明があるのがありがたい。
追加設定として、ニブルは黒マントの療養所として神羅が運営している村になっているとのこと。なので村は黒マントだらけになっている。なるほどね。
エアリスと給水塔へ
嘘だろwwwwww
まさかエアリスと給水塔で過ごすことになるとはな。
好感度選択が始まる。目の前にいるエアリスに話しかけると給水塔に二人で登ることになる。
エアリスが勢いよく男らしく登っていく姿がちょっと面白かった。ちょっといつもよりドシドシとガニ股で梯子登ってないか?w言い方や見た目は柔らかいが「ちょっと面かせ」みたいな男らしさがある。かっけーwwwさすがグイグイ姉さん。
クラウドはどこにどんな建物があるかあたりを見渡し村の説明をしてくれる。
そしてティファの家を説明した時、ティファの部屋からティファが手を振ってくれるwやべえ!エアリスと給水塔で話してるとこ見られてるぞ!気まず!w
でもティファが嫉妬してる様子はない。嫉妬しやすいのがティファだが。多分今作はゴンガガ時点でエアリスがティファとクラウドの仲を応援しているってわかってるからじゃないかな。
しかし、逆にここでエアリスがクラウドとティファの関係に嫉妬し始めるのである。なんという意外な展開。
エアリスは「もしかしてクラウド、(村にいた頃)ここからティファを見てたの?」という質問が飛んできて、好感度3択が始まる。おいいいいwwwひいいいいwwww
3択はこれ
「バカにするな」
「見てない!」
「そうだな」
直線セーブしてちょっと確認してみたが、
「見てない!」を選ぶと、「みみみ、見てない」みたいな動揺したクラウドを見られるw
「そうだな」を選ぶと、「そんなこともあったな」と過去形になってる穏やかなクラウドが見られる。って感じだったと思う。
いや、これ巧妙すぎるだろw
多分ティファ派のプレイヤーは「そうだな」を選ぶはずだ。だが、これを選ぶとクラウドは過去形として扱っている会話をし始める。「そんなことも昔はあったな~、今となってはいい思い出だ」みたいな感じ。これはエアリスにとっては好感度高くないか?エアリスに話しても問題ないということで「昔は昔。もう終わったこと」みたいに聞こえる。
むしろ「見てない!」のほうが明らかに動揺していて、「本当はティファを見てた」ことをエアリスに隠そうとするクラウド、「そんなに後ろめたいことなの?」とエアリスはなってしまい、好感度的には↑よりよくない気がする。
当たってる?乙女心むずいw
イジワルですね、公式様は…。
そしてどの選択肢を選んでもエアリスはちょっと拗ねる。ああ~これは嫉妬してるなと思った。平気なふりを精一杯しているが、本当はクラウドのことが好きだという描写な気がする。そしてクラウドも「オレに怒ってるのか?」と聞くから、嫉妬されてるのうすうす気づいてるんじゃないか?あの鈍感クラウドが。
なんか絶妙な空気感で既に付き合ってるっぽい雰囲気すらした、このシーン。
メタ的に言うと、クラウドとエアリスの相互関係を表現している
①まず、クラウドはエアリスとミッドガルの公園で一度デートしてるよな。
あれはかつてザックスとエアリスがデートした場所だ。
今回は、クラウドとティファがかつて二人きりであった思い出の場所で、クラウドとエアリスが話をする。
お互いに同じような状況を経験する。初恋の相手を確かめ合う、そういうシーンを作ったというシナリオの意図が見える。
②ゴンガガではクラウドがザックスとエアリスの関係に密かに嫉妬するシーンが描かれた。
なので、ニブルヘイムでは立場を逆にし、今度はエアリスが密かに嫉妬するシーンを入れたということだろう。
お互いにモヤモヤする感情は抱きながらも、はっきりと伝えあってるようには見えない。クラウドとエアリスのすれ違いみたいなものも感じる。
ティファはモテる女
ティファの部屋にいるティファに話しかけてみる。
クラウドとミッドガルで再び再会できたことについて覚えてるか聞かれてこの3択。
「力になれたか?」
「運命だな」
「覚えていない」
これは明らかに「覚えてない」を選んじゃダメだろwwww
他の二つは好感度上がりそう。わかりやすいわ、巧妙さはない。他のキャラも割とどれを選んだらダメか、不正解がわかりやすかった。わかりやすいほうが助かるよね、プレイヤーとしては。
ティファは5年前に聞いた「セフィロスと神羅が大嫌い」ってことを言いなおす。そうよな、好きになる理由ないわ。
そして「クラウドよく私のこと見てたよね」と言い出す。
ふぁ?!?!?!?
知ってたんかいwww
コスタとかでも思ったがモテる女のセリフを時々いうよな、ティファ。
「話しかけても無視された」ともいう。
それに対してクラウドは「めんどくさいガキだった」という。
安心してくれ、今でも結構めんどくさいよ、君。
昔のクラウドは小学生みたいな感じだったんだろうな!友達になりたいけど声かけれないとか、好きな女の子に素直になれないとか。
でもちょっと疑問が残るんだな。「話しかけても無視」っていうのはティファの認識なんだが、アルティマニア+の解説見ると「実際はティファはクラウドに気づかなかった」って書いてあるんだ。なんでだ??ティファの記憶違い??
昨日の精神世界でも、ティファは崖から落ちた時とかもクラウドに気づいてたみたいな話になってたけど。この辺の違いってなんで?
クラウドの記憶もおかしいが、ティファの記憶もおかしいのか。魔晄中毒のクラウドはわかるが、ティファまで嘘の記憶を持ってるのか??ティファが信用できる語り手かわからないせいで、何を信じていいのかわからなくなる。
とりあえず自分の認識は以下。原作とリバースと小説を読んで、話がかなりつながった気がする。
①ティファが7歳の時にママに会いたいと山に登りに行く。
②男友達3人組は最初はノリ気だったが怖くなって山から途中で引き返してしまう。ティファはそれでも一人で山を登る。
③後をこっそりつけ続けていたクラウドは崖から落ちたティファを見てとっさに助けようとしたが、ティファは大ケガし7日間意識不明。クラウドは軽傷。
④ティファのパパにクラウドは酷く責められて全部クラウドのせいにされてしまい村で孤立する。⑤ティファは記憶喪失で何も覚えておらず、パパや村の人たちの言うことを信じ、クラウドを擁護しなかった。クラウドに真相を聞こうともしなかった。
⑥二人は数年間、ほぼ話さず仲良くならないまま。ティファは男友達といつも楽しそうに遊んでいる。クラウドはぼっち。
⑦クラウドは仲間に入れてほしくて周りをうろうろする。給水塔からティファが男友達と遊ぶ様子を伺ったり。
⑧クラウドはそのうち「オレはあいつらとは違う」「英雄になるんだ」とひねくれてしまう。
⑨村を出る決意をしたクラウドは14歳の時に給水塔にティファを呼び出して「セフィロスみたいな英雄になる」宣言をする。
⑩だがティファは他の男の子たちもクラウドと同じようにミッドガルにあこがれて村を出ていくということを告白されていた。モテる女。
⑪「クラウドも他の男の子と同じなんだ」そう思ったティファは逆にこの時クラウドを初めて恋愛的な意味で「好き」になる。
※他の男の子と同じなのに、なぜクラウドだけ好きになったかというと、小説にあるように「ママが言うように、クラウドはセフィロス以上に顔がいいから憧れる」と「私のことを無視する。周りを気にしない。ボッチでも平気な男の子(周りに好かれたいと思っている私とは正反対)だから憧れる」というのが理由と思われる。
⑫そしてときめいたティファはその時の思い付きで「ピンチの時は私を守って」と約束をする。これはティファの白馬に乗った王子様に助けられたいという乙女心からきているのだろう。
⑬クラウドは他の村の男の子たちと同じようにティファが初恋で、マドンナは村のトロフィー的存在。ティファに認められることで自分は「特別な存在になれる」。クラウドは約束を守ろうと奮闘する。
ここでポイントなのは「クラウドは他の村の子たちと同じ」普通の男の子だということ。
そう、クラウドはボッチで平気だったわけではないのだ。平気じゃないから仲間に入りたくて周りをうろうろするし、「認められたい」「特別な何者かになりたい」と村を出るという決意をするのだ。
だけどティファは、クラウドは一人でも平気なんだと勘違いをしているところがある。
クラウトとティファはいつもどこかお互いの認識のずれがある。という風に描かれている。
そしてティファは「誰からも嫌われたくない」と思っているタイプの子供だったと自分から話している。だから、自分に好意を向けてくれている男の子たちを好きではないがフらずいて傍にいてほしいと思っている幼少期だった。そしてその男の子たちの興味がミッドガルにあっていつか自分の元を離れていくと知ると「ライバルはミッドガル」といってオシャレをしたり男の子たちの気を引こうとした。
パパがクラウドを悪く言うことについても疑問を抱きながら、おそらくパパに嫌われたくないから反抗しなかったのであろう。「そうなのかな…?」と思いつつ、パパや村のみんなに反抗するのが怖くて実行には移さないタイプだったということだ。
それが、ミッドガルに来てから一人で生活するようになり独立心が育ち、自分の意志でアバランチの活動に参加するようになった。しかし「怒りの感情がずっと続かない」というように、アバランチの活動が過激になると自分のしていることに疑問を抱き始める。
いつも自分の考えに迷いがありまとまらないところがある性格なのだろう。
ザックスの記憶思い…出し損ねる
ケットシーが神羅の端末にアクセスるカードキーが欲しいとか何とかで、ニブル山にある魔晄炉に登ることになり、クラウド、ティファ、ユフィの固定パーティーで出発する。
ユフィはひたすらマテリアのことしか頭にないw
その時にクラウドが、ザックスのことを思い出しかける。
・5年前、自分はソルジャー仲間のザックスと共にニブルヘイムの任務に就いた
・ザックスは橋から落ちた時に流されて、恐らく死んでしまった。
という誤った思い出し方をする。(実際はクラウドは一般兵、ザックスは橋から落ちても無事)
そのことをティファに伝えると「そうだね」とその記憶を否定しないティファ。
おいおいおい…ティファには引き続きクラウドに本当のこと確認する姿勢を持ってほしいところだが、もうクラウドを疑って確認する作業は止めることにしたのだろうか。
ティファがちょっと不思議
そしてクラウドは「ザックスは死んだこと、エアリスに言わなくては」と言い始める。そうだよな、ザックスがどうなったかエアリス気にしてたもんな。
するとティファは「私から言っとくから、クラウドからは言わなくていい」とか言い始める。
!?wwwwwwww
なぜ!?!?!?
クラウドからエアリスに言っても別によくね?それか二人の会話が気になるなら一緒にティファもついていって「私も一緒に話を聞いていい?」くらいでよくね?
エアリスからもクラウドのおかしさを直接確認してもらったほうがいい気がするし、真実に近づくかもしれん。ティファはそうされたくないのか?その意図は?
それから、ザックスが死んだってことを聞いたら、エアリスはザックスを諦める決心がつくと想定される。
このあとティファがエアリスに話すシーンはあるのだろうか。うーん、どう伝えるのか気になる。
ニブル魔晄炉、神羅屋敷も共に大きなストーリーの展開はない
もう少し何か起こるかな?と思っていたけど、それほど大きな展開はなかった。時々クラウドの前にセフィ様が現れてニッコリするくらいである(もはや日常w)びっくりなオリジナル展開はゴンガガのほうがすごかったな。
ダンジョンが長い。
特に神羅屋敷。宝条が出てきて地下に落とされ、ケットシー操作になって地上に上がるやつ。リメイク一作目を彷彿とさせるダルさがあった。
インヤンをケットシー一人で倒さなきゃいけないのもびっくりした。
個人的には、天井からぶら下がりぶーらぶらしている変態男モンスター(名前忘れた)が神羅屋敷にはいたと思うんだけど、あれって出てこないの?見逃した?あれに会えるの楽しみにしてたんだがw
ヴィンセントがボスキャラw
神羅屋敷に行くと、ヴィンセントが初登場する。神羅屋敷の管理人らしい。リアルになったヴィンセントから放たれる厨二オーラがすさまじいw
電子機器の使い方に若干疎い。引きこもってたから時代をアプデできておらず機械音痴になっちゃったおじちゃん的表現?w
そして起こしてほしくないのか棺桶に戻る。
と思ったらビースト化してボス戦になる。まじいい!?
結構強かった…さすがカオス…
そしてまた棺桶に戻った。戻るんかい!!
ヒュージマテリアを取りにゴールドソーサーへ
ついに来た。
次回、ゴールドソーサーでのデートだ。どんなデートが待ち構えているのか、楽しみにしておこう。
つづく